ホンダ・ＣＲ－Ｖのオイル交換時期とオイル量やオイル粘度について

ＣＲ－Ｖのオイルはどのようなものを使っているのでしょうか？メンテナンには欠かせないオイル交換について見ていきたいと思います。

ホンダ・ＣＲ－Ｖのオイル交換

日々のメンテナンスはやらなければならないのですが、今の車はそんなに故障することはないので、ガス欠にならないようガソリンは大丈夫かということと、オイル交換をおこなうことくらい気をつけていれば、そんなに困ることはありません。

エンジンオイルの量やオイルの状態の見方はインジケーターで確認しますが、これは自動車学校で習います。しかし、実際やっている人はどれくらいいるでしょうか？
オイル交換を自分で行う人ならインジケーターを確認してということをやりますが、私も新車を購入して5年間一度もやったことがありません。

それでも、走行距離には十分注意してオイル交換をするよう気をつけていればなりません。とくに距離を走る方なら一層の注意が必要です。

オイルを継ぎ足すということは、2サイクルではないのでありませんが、エンジンオイルはエンジンがかかっていると微妙にもやされて減っていきます。それでも微々たる量ですのでオイル交換時に気をつけていれば問題ありません。

さてオイル交換の目安はどれくらいなのでしょうか？よく聞くのが、車種によって違いもありますが、3000～5000キロでオイル交換をするように言われます。

ホンダ車の場合は、基本的には同じなのですが、ホンダにはホンダ専用のオイルがあります。

Honda純正エンジンオイルとして

ＣＲ－Ｖの場合は

Honda ULTRA LEO
Honda ULTRA LTD
Honda ULTRA MILD

が推奨されています。

ホンダのエンジンのために作られた専用オイルです。

これらのオイルを仕様する場合は、標準的な仕様の場合
15000キロまたは12ヶ月ごとの交換でいいということです。

またシビリアンコンディション厳しい使い方をシた場合は7500キロごとの交換でいいようです。

厳しい使い方とは、悪路走行が多かったり、走行距離が年間2万キロを超えたり、山道などの走行が多かったり、市街地など短距離の走行が多かったり、氷点下の環境での走行が多かったりなど挙げられています。

ホンダ純正以外のオイル、いわゆる市販のオイルを使った場合には、標準的な仕様の場合10,000キロ走行で交換、厳しい使い方の場合は5000キロで交換シてくださいということです。

ホンダ純正のオイルは高いのですが、それだけの価値はありそうです。

ホンダ車の新車には、特別なオイルがいれてあるということです。メーカーとしては、新車から最低10,000キロはオイルを交換しないで走行していただきたいそうです。
新車ですので、摩擦でどうしても微量な削りカスのようなものがでてきます。新車に入っているオイルはそれを潤滑にしてくれるのです。

それ故に、5000キロでの交換はもったいないということです。

昔は慣らし運転ということをやりましたが、今ではオイル交換をシないだけで慣らし運転の効果があるようですね。

ホンダ・ＣＲ－Ｖのオイル量とオイル粘度は

ＣＲ－Ｖの推奨エンジンオイルは

ホンダ純正オイルの場合

Honda ULTRA LEO
Honda ULTRA LTD
Honda ULTRA MILD

となっています。

オイルの推奨粘度は

0W-20

となります。

参照　https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2019/details/136162090-13233.html

市販のオイルの場合は

API SM級以上

で、粘度は

0W-20、0W-30、5W-30、10W-30

を推奨しています。

Honda ULTRA LEOは0W-20
ですが、

Honda ULTRA LTDは5W-30

Honda ULTRA MILDは10W-30

ですので、粘度は必ずしも0W-20でなくてもいいようです。

ちなみに、「0W」　の0は低温の粘度　「20」は高温時の粘度
で、「W」はwinter(冬用）を表しています。
数字が高いほど粘度が高いということです。

一番推奨されている
Honda ULTRA LEOは

API SNグレード
ILSAC GF-5グレード
となっています。

参照　http://qa.jaf.or.jp/mechanism/engine/09.htm

市販のエンジンオイルを仕様刷る場合は

「API SM級以上か
オイル缶に API CERTIFICATION（エーピーアイサーティフィケーション）マークの入ったエンジンオイル」
とあります。

参照https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2019/details/136162090-13233.html

API CERTIFICATION（エーピーアイサーティフィケーション）マークは

参照https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2019/details/136162090-13233.html

というものらしいですが、

ランクが一番上かその次くらいのランクのエンジンオイルとなります。

少なくとも、安いエンジンをいれてしまっては良くないようです。

エンジンオイルの量を見てみると

オイル交換時には3.2 L

オイル、オイルフィルター同時交換時には3.5 L

必要となります。

オイル交換するときに、2回に1回はオイルフィルターを交換したほうがいいと言われます。

実際に整備士に聞いてみると、必ずしも交換しなくてもいいということですが、できればしたほうがいいのではという回答で、余裕がなければ、オイル交換1～2回くらい伸ばしてもいいようです。

ホンダ・ＣＲ－Ｖのオイル交換費用は

先日Honda Carsでオイル交換をしてきたのですが、

いったいいくらかかったのかみてみると、オイルの種類はウルトラLEOをつかっていて
5095円でした。

ボルトワッシャーも交換となっていて75円です。自分で交換するときはそこまで気が回らないのですが、オイル漏れ対策のために、ワッシャー交換は大切です。

工賃は通常1500円くらいかかるようですが、この分はサービスしてくれたようです。

結局、少し値引きしてくれて総額はちょうど5,000円となっていました。

ちなみに、他のところではどうでしょうか

オートバックスでオイル交換すればどうかと調べてみると、オイル会員になれば工賃無料とありましたが、通常は500円からとなっていました。

 

参照　https://www.autobacs.com/

推奨エンジンオイルは2,808円から6,478円まであります。

その中間くらいの値段では3,994円となっていましたので、ホンダ純正をホンダ店で交換したより1,000円くらいやすくなる計算です。

やすければ、オイル交換そのもの値段は2,500円くらいでもあるということですが、不安なので敬遠したいですね。

Honda Carsでは、もちろんその車にあったホンダ純正オイルを使用します

それも、その車の車種エンジン用に専用に開発されたエンジンオイルを使用するようにしています。

他のオイルも良いオイルがありますので、必ずしもホンダ純正でないとだめなわけでもないし、性能もホンダ純正に負けないくらいの質がありますが、できれば、エンジン適合のホンダ純正オイルを使用したほうがいいのではないかと思います。

「エンジンオイルは、量が少なかったり劣化したものを使用していると、エンジンの不調や破損につながることがあります。」

とあり、車を所有するにあたっては、気を使わなければならないところです。

新型ＣＲ－Ｖには、マルチインフォメーションディスプレイにいろいろな警告表示がされますが、その中にオイル交換を知らせてくれるオイルモニターシステムの表示があります。リセットや設定は自分でできますので、オイル交換の都度設定シておけば、その距離に近づいたらなったら表示して知らせてくれます。

オイル交換をするとシールを貼ってくれるのですが、見忘れたり、普段見えないところにはってあって、いちいち注意しないものです。いつの間にかオイル交換時期が過ぎていたということはよくあります。

セットするのを忘れるとできませんが、オイル交換は重要ですのでうまく活用したいですね。

https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/crv/2019/details/136162090-63087.html